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「Eve Online 最大にして、いちばんの成功者だった組織が窮地に追い込まれている。2012年以来、Imperium (過去には「CFC」の名称で知られていた組織)は Eve のヌルセク宙域 (訳注:NPC警察の不介入エリア) を領有してきた。ヌルセク領域では、ゲーム内でいちばん大きな構造物や船をプレイヤー組織が所有し、建造できる。Imperium がいちばん影響力をもった頃には、彼らは ソブリン宇宙の4分の3を領有していた。Imperium は 「ミッタニ」というプレイヤーを単独のリーダーとし、彼の忠実な数名の取締役と指揮官によって率いられている。しかし2つの別個の紛争、ささいな脅威だった2つの事件がいまでは Imperium が築き上げたものを崩そうとしている。TESTとBrave Newbies は2015年のファンメイドの動画に登場してるようです。
探索事業と小競り合い
Imperium は、急速に力をつけながら支配域を拡大し、ついには、ヌルセク宙域に彼らの喧嘩相手はいなくなった。巨大ゴリラのような絶対的な力を持つ相手と争いたがる者が現れなかったため、そのゴリラは今まで足を伸ばしたことのない領域、ロウセク宙域で喧嘩をふっかけることにした。ヌルセク宙域とロウセク宙域にはさまざまな相違点があるが、いちばん肝心なのは領有権の問題だ。ヌルセク宙域ではプレイヤー組織が星系を領有できるが、ロウセク宙域ではNPCが星系の領有権を握っている。
Imperium がロウセク宙域を標的に定めたのは、領有権のためではなく、資産のためだった。ロウセク宙域の複数の月には莫大な富を得られる鉱物類が眠っているので、Imperium は、他の鉱山開発者たちの設置した施設や機械を破壊して、自分たちの施設や機械と置き換えた。残念ながら Imperium は己のノウハウ知識の不足にすぐに気付いたし、ときにはパイロットも不足した。そしてお察しの通り、まとまりのなかったロウセク宙域のプレイヤーたちはこの新参者にして侵入者、ならず者を追い出すために一致団結しはじめた。
Imperium がロウセク宙域で敗北を喫した頃、Imperium 傘下の組織 SMA が別の災難を招いた。こともあろうに、SMAは、IwantIsk.com いうギャンブルのためのウェブサイトを運営している銀行家たちと張り合おうとした。EVE のギャンブルサイトは手軽な娯楽として楽しめるいっぽう、どんなに弱小ギャンブルサイトでも知識のない者から ISK ( EVEの通貨 ) を簡単に奪い取れる。つまり IWantIsk.com の運営者たちは大富豪であり、銀行家たちは SMA をホームとしている星系から追い出すための傭兵団をやすやすと雇えるくらいの大大富豪だった。
Imperiumが探索事業に失敗したのも、詐欺師と銀行家の小競り合いも、個別にみれば大した事件ではなかった。しかし長年にわたって Imperium に排除されてきた勢力がこの二つの事件に目を留めた。約三年前に Imperium に破れたが、再浮上を果たし、今ではロウセク居住者たちの集団 (Voltron あるいは Lowsec Voltron と呼ばれている)に参加している TEST というプレイヤー組織に加え、 別のプレイヤー組織 Brave Newbies が参戦すると、今度は IWantIsk が「敵の敵は味方じゃないか!」とひらめいた。
かくして Imperium は、銀行の融資を受けた重武装の勢力に突如として直面する事態に陥った。抵抗勢力は数を増し、Imperiumはイースターの週末に3日間の戦闘で2リージョンにおいて敗北した。」
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