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白紙の手帳

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2024/04/20

Arktwend (Morrowind MOD) のプレイ記録 (ネタバレ)

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2014/03/26

Arktwend (Morrowind MOD) のプレイ記録 (ネタバレ)


ミリーからの旅立ち

主人公は島国ミリーで孤児として成長する。養父である司祭との会話から親子関係は良好だとわかる。サブクエストなどから、独り暮らしを祝ってくれる親友もいるし、小さなころから知ってるおばさんにも好かれていることがわかる。主人公は、それなりに豊かな子ども時代をおくったようだ。クエストジャーナルからは、島国ミリーの地理条件・文化レベルと経済状況を考察するなど、主人公の明晰さが垣間見える。ミリーは交易品に乏しいため、もっと本を輸入して人材育成に注力するべきだと主人公は考えている。教会には多くの書籍があり、主人公自身も本に囲まれて育ったようだ。
 主人公が漁師として一人立ちした矢先、謎めいた伝令が危険を伝えに来る。しかし警告は功を奏さず、主人公は黒鎧の兵士たちに襲撃されて船上に連れ去られる。この襲撃の過程で、主人公は幼馴染二名を殺されてしまう。


船からの脱出
主人公は船の牢で目を覚ます。隣の牢には主人公に危険を伝えに来た伝令も捕まっている。伝令が牢を抜け出して船に火を放ち、その隙に主人公も牢から脱出する。「アークトウェンドの提督」を名乗る船長は主人公のことを重要犯罪人だと伝えられており、主人公の脱出を阻止しようと立ちはだかる。提督を倒した主人公は伝令を探すがみつからない。主人公は仕方なく一人で小舟に乗りこみ燃え盛る船から脱出する。


アークトウェンド到着
小舟は主人公を海辺の廃村に運ぶ。廃村の半分は水没し、骸骨が野ざらしになっている。途中、洞窟をみつけたので入ってみると、そこでもかなりの部分が水没しているのがみてとれる。途中で旅の商人に出会い、現在地が島国ミリーから遠く離れた「アークトウェンド」という国あるいは大陸だと判明する。主人公は商人と共に、国境付近の小さな村に向かうことにする。商人と主人公は谷間の廃村でアンデッドの群れに追いかけられるが逃げ切って、小さな村まで辿りつく。ここで商人とは別れた。村の宿屋で、主人公は自分の持っている指輪(主人公が養父に発見されたときに持っていた指輪)をみせて情報を得ようとするが、宿屋の主人に通報されて黒鎧の兵士たちに再び追いかけられる。


山の僧院~関越え(サブクエストルート)
関の手前の山頂には僧院があり、望めば仲間にいれてもらえるし、サブクエストをいくつか受けられる。寺院で育った主人公にとってこの僧院は一時の安らぎを得られる場所だったかもしれない。主人公が流れ着いた廃村があるアークトウェンド北西地帯から病が発生し、人の移動と情報を遮断するための「関」が北西地帯と首都へ向かう道のあいだに設けられていることもこの頃からわかってくる。主人公は地元の人から小舟を借りて関を越え、アークトウェンドの首都ストームウェンドに向かう。


ストームウェンド武道会
ストームウェンドに到着すると街の支配をしているのはブルータス宰相という強権的な人物だとわかる。ストームウェンドでは武道会が開かれていて「テロ特別警戒中」とのことで、町中へ入れない。そこで主人公は武道会への参加を決意し、あろうことか優勝してしまう。その直後、赤いローブの集団がワープで現れてブルータス宰相の親衛隊と交戦する。赤いローブの男は「目立ってはいけない。宰相に気をつけろ」と言い残して姿を消す。「もう十分目立ってますけど!目立ってますけど!?」と叫びたい気持ちをこらえつつ、黒鎧の兵士の正体は宰相の親衛隊なのだと主人公は理解する。主人公は優勝者として宰相にお褒めの言葉をいただき、ストームウェンドの人々に温かく迎え入れられる。そして女の子にナンパされたりもする。(女主人公の場合も多分そう)


ストームウェンド衛兵時代
主人公は武道会優勝者として衛兵に就職できた。資格はなんでもとっておくものだ。山賊退治や殺人事件の捜査などを進めていく。しかし黒鎧の兵士ことも、宰相のことも、調べる手立てがないまま時間だけが過ぎてゆく。


ストームウェンド盗賊時代
業を煮やしたのか、突如主人公は盗賊に転進する。衛兵を辞めた覚えはないのでたぶん兼業だ。衛兵兼盗賊とかどれだけ肝が太いんだ。金持ちの家に押し入ったり、酒にヤバイ薬を混ぜて傭兵を殺したり、寺院育ちとは思えないほどのアグレッシブさを見せる。盗賊仲間ともそれなりにうまくやっている。だが遠方で仕事をした帰りに仲間のテイトという男が殺されてしまう。死の間際に、テイトはギルド長が裏切っていると主人公に打ち明ける。テイトが狙われたのはギルド長のギルドに対する裏切りを調査していたせいだった。


トミーとの出会い
ギルド長の裏切りの証拠を集めている最中、主人公はトミーというドワーフの青年冒険家に出会う。トミーは兄の病気の治療法を探すために同行を申し出る。トミーの兄がかかっている病気というのは、アークトウェンド北西部に広がっているという前述の病のことだ。


宰相からの招き
ある日、主人公がギルドに戻るとギルド員の大半が殺されている。ギルド長が彼女に従わない者たちを粛清したのだ。主人公はギルド長とその手下を追い詰めて殺害する。すると、そこに黒鎧の兵士が現れて宰相が面会を望んでいると告げられる。宰相は犯罪者カリストの捕縛を主人公に任せるという。カリストは武道会のさなかに赤ローブで現れて主人公に「目立つな」と警告をした男で、現在はテロリストとして指名手配をされている。主人公がカリストの自宅に忍び入ると、好々爺然とした老人と、ミリーに現れた伝令の男が待っている。その老人こそ、カリストであり、カリストは亡き王の時代には評議会のトップだった人物だと主人公は知る。カリストは、宰相は前王暗殺の黒幕であり、主人公の敵だと告げ、いまは宰相の信頼を得るために行動しなさいと主人公に忠告をする。


ブラックストーンを探して:ドワーフの王子編
宰相から「ブラックストーン」を集めるように指示を受けて、主人公とトミーはアークトウェンド東部に旅立つ。ドワーフの国王は、行方不明の王子を探し出せばなんでも下賜すると主人公に話す。長い旅の末に、主人公とトミーは古代のトンネルの最奥で王子をみつけだし、共に飛空船に乗ってトンネルから脱出する。王子はブラックストーンの探索に赴いていたそうで、主人公にブラックストーンを譲ってくれる。王子はいつか恩返しをすると主人公に約束して、ドワーフの国に帰って行く。この旅の過程で、文献や実際の情景から、アークトウェンドは急速に進む地盤沈下と寒冷化によって居住に適さない土地になっていること、地盤沈下は継続中であろうことが推測される。


ブラックストーンを探して:トミー編
主人公はトミーと共に、最初に流行病が発生した北西の街を訪ずれる。病魔に侵された人々はアンデッドになり、街を徘徊している。主人公は街の地下で、二つ目のブラックストーンをみつける。さらにその先にはトミーの兄とその友人がいた。トミーの兄はすでにアンデッドの姿をしている。トミーの兄の病を治すためにアークトウェンドから出て行くと兄の友人はトミーに話す。小舟に乗って海にでていく二人を、トミーと主人公は岸で見送る。その時、突然トミーが走り出して小舟に飛び乗る。「今までありがとう。君は親友だ。僕は冒険家だから行かなきゃいけない」トミーが船の上から叫ぶ。三人を乗せた小舟は水平線の彼方に消えていった。主人公はひとり帰路につく。


望まれぬ帰還
二つのブラックストーンを手に入れた主人公はストームウェンドに帰ろうとする。しかし宰相は主人公の帰還を阻もうとたくらんでいた。主人公は黒鎧の兵士に不意をつかれてブラックストーンを奪われ、意識を失う。目を覚ますと「ゴーガウドの牢」と呼ばれる施設に収容されている。カリストの配下の者の手引きで、主人公はゴーガウドの牢から脱出する。脱出後、再びカリストが主人公の前に現れて、「あなたこそ、皇帝の息子であり、正統なアークトウェンドの後継者」だと新たな情報を主人公に告げる。カリスト派の支持を受けた主人公はストーム遺跡の奥へ赴き、アークトウェンドの王家に代々受け継がれる「ゴス王の剣/Sword of Goth」を入手する。


アークトウェンド王の帰還
主人公はストームウェンドの塔でブルータス宰相に対峙する。宰相はブラックストーンの魔力で「アークトの復活」を果たし、アークトウェンド全土を掌握するのだと叫び、主人公に襲いかかるが返り討ちにされる。評議長に復帰したカリストによって主人公の戴冠式が行われる。塔のバルコニーに主人公が姿を現すと、アークトウェンドの国民の歓声が聞こえる。


*アークトとは
伝説によると「アークト」はセラフィム族であり、ターマトラル(アークトウェンド旧名)を治めていた神だが、創造神テュールに造反した罪で同族のウェンドという名の者によってストームウェンドの地で倒されたことになっている。アークトウェンドとは、アークトとウェンドが戦った土地という意味のようだ。詳しくはStory of Arkwendで。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13384323


アークトの復活を阻止する
評議長カリストのはからいで、アークト復活阻止のためにチームが組まれる。ドワーフの王子(恩返しだよ!)1名、評議長(カリスト)1名、シーフギルド員(新人の頃から指導してくれた人)1名、王様(主人公)の4人パーティだ。このメンバーで南方の大陸まで遠征に行く!旅はけっこう長いです!後戻りできません!


アークトとの対面
砂漠で仲間とはぐれた主人公だったが、アークトの隠れ家に辿りつき対面することができた。アークトの外見がゆらぎ、見慣れた老人の姿に変化する。主人公を導き、王位に戻した張本人カリストこそ、力を失ったアークトの変装だった。アークトは主人公に向かって「共に神を倒そう」と語りかける。なんの話か理解できない主人公は、アークトに向かってゴス王の剣を振り下ろす。「お前ではなかったのか」とアークトは失望し、姿を消す。

滅びゆく国
ストームウェンドに帰還した主人公のもとに、最高神テュールの使者が訪れる。テュールは主人公をアークトウェンドから脱出させようと提案する。決心がついたら彼の暮らすテュラートという神殿を訪れるように…と
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14611835


この後はゲーム上としては未クリアのサブクエなどを消化して過ごす、という感じで、実際に主人公がテュラートを訪れたのか。いったいどのようにして残りの人生を過ごしたのかはわかりませんが、ネーリムに残されている「あるアイテム」から推し測ることはできるかもしれません。


そして物語はNehrimに続く
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11315925

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