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歴史上、何名かのシルヴェナールがいて交代しています。シルヴェナールは「民衆の声」であり、ボズマーの支配者とほぼ同等の地位です。シルヴェナールは外国からの大使や客人に対しては外交官のように対応にあたるので、外国人は彼を外交官だと思うことがありますが、シルヴェナールは単に政治家というだけではありません。
「彼は民衆の代表なんだよ、法律的にも物理的にも精神的にも」「もしも庶民が、食べ物や商売や外国からの邪魔に不平を漏らしたら、彼は連中と同じ気持になってその不平を避ける法律を作るのさ。つまり、彼は独裁者なのさ。ただし、民衆のためのだ」(火中に舞う 第6章)
シルヴェナールは超自然的な共感能力を有しており、シルヴェナールの思考、健康状態、性別までもが民衆の状態に左右されるといわれています。
「もしも1つの生物が、それが住む地域の全ての生物の気質を代表するというならば、その生物の個性はどのようなものだろうか?」(火中に舞う 第6章)
シルヴェナールには対となるグリーンレディが必ずいます。グリーンレディはシルヴェナールのパートナーであり、彼らの命はつながっているため、片方が亡くなるともう片方もまもなく死んでしまうといわれています。最初のシルヴェナールとグリーンレディは子どものいない老夫婦だったそうです。シルヴェナールは文明化された現代のボズマーを体現しており、グリーンレディは過去のボズマーが有していた野性と情熱を体現しています。シルヴェナールが亡くなるとグリーンレディの獣性が解き放たれて、彼女が亡くなるまでその怒りは鎮まりません。シルヴェナールの襲名は次代のシルヴェナールとグリーンレディの「Handfasting/縁組」と呼ばれる結婚式で行われます。